9月のトルネードアカデミー代表者会議の記録です。
未来に繋げるために、少しでも必要な方のお役に立てればと、記録を残します。
(だんだんブログ更新の頻度が落ちていますね。笑)
2022年度トルネードアカデミーテーマ『FREEDOM』
毎回MTGの初めに1ヶ月でテーマについて向き合ったことを話させてもらいます。
2022年度のテーマ『FREEDOM』について以下の様なことを話しました。
最初はモゴモゴしていました。改めて抽象的なテーマは難しいなと思いました。
最近は、夏休みは自由だ!学校が休みで自由だ!掃除時間サボった、自由を感じた。授業中寝て自由を感じた。
たくさん出てきます。
気になったのは、悪いことが出来た!という時に「自由」を感じているようです。
子どもたちも、いろいろとテーマに向かい合っています。
これからまた、自由に対しての回答が変わっていくだろうと感じています。
「自由」の本質を子どもたちから学べそうです。
視点を変えることで。。。
ブロックする側
いつもDFがいて、ブロックされないで打つとか浮かすとかやっていたけど、今月は一定のタイミングでリリースの位置を同じにするから、それをブロックしようというDFからの視点を入れてみた。
そして、そこでブロックが来るから、飛ばすとか、ステップ・インするとかするようにしました。
ファールドローって何?
なぜ膝裏タッチができないのか?
1on1をするときに、DFの膝裏や肘を触ることを行っています。
DFの出ている足側にアタックしたり、まっすぐリングに向かうためだったり、DFにコンタクトして次に繋げたり、様々な理由があります。
しかし、なかなかできない子達もいます。
僕は膝裏に円盤のマーカーを近づけて持って、「マーカーを取っていって!」とかやっていました。
女の子が多いクラスだったり、まだ信頼関係が取れていない子は膝裏タッチはなかなかしてくれないので、マーカーを使っていましたね。
日本人のDNAに接触を嫌うものがあるのだろうと思うので、少しずつ。
一番簡単なのは、元気な子がいて、盛り上がりながら、接触を楽しい!と思うようになると良い。
・膝裏を触るとDFに接触してギリギリをすり抜けられる。
・DFの出している方の足を狙うため。
・一個目二個目のドリブルでDFの背中側に入りましょうということで、膝裏を触るとDFの背中に回り込みやすいという目的がある。
という感じですね。
日本人はいかにコンタクトをせずに抜いていこうかを考えてしまいがち
膝裏や肘を触ることでバランスを崩す
前の足を触れなければ止まる。離れているので抜けないので。
膝裏触ろうが触るまいがどちらでも良いと思っているんよ。
僕は、とにかく当たるように言っているかな。DFを弾き飛ばすように。
膝裏タッチを言うのは、プッシュアウトのDFをしてくるから。
DFがハードにコンタクトしてくる。
日本のDFはそもそも押さないよね、、、
日本だと、距離があって逆手を使うと恐らくファールを取られる、、、
だから、OFには肩に当たるように! DFはとにかく押すように!と伝えています。
大きくて強くて早いDFが前提で教えています。
トルネードアカデミー終了!?
自分が代表だったら後任をまず育てますね。
でも、子どもたちのために、ここまでやってきて、そこで終わったらいけないんじゃないかなって思ってます。。。
10年以内には、何かを見つけていると思うんです。
バスケットボールだけの世界で20年近くやってきて、ちょうどコロナが来て、一区切り付いた感じですね。
次のステージに行くためには、そのステージの先を見て動こうと思っているところです。
次の次のステージにはバスケットボールは僕の中には無いんです。
自分が無理してもしょうが無いと思うんで。
アカデミー会員には「こういう状況なので続けられなくなりました」と伝えるだけ。
他のコーチが引き継ぎたいというなら応援します。
コーチFは、1日1日をやりきっているように感じます。
だから、いつ辞めても良いんだろうな。
だから、この先のバスケ以外のビジョンというのが無いな。
10年前くらいから、まとめようと思っていたけど、まとまらないもん。笑
今はまとめなくて良いという方向に向かっていっていますね。
ビジネスで言うと、この資本主義の世の中では、トルネードアカデミーは不利なのかもしれないけど。。。
逆にこういうトルネードアカデミーみたいな形が、強くなっていく世の中になっていくかもと思っているよ。
新しい資本主義?形になっていくんじゃないかな。
クラウドファンディングにしても新しい形だよね。
まとめ
自由に話す時間をクリエイトすると、バスケットボールのスキルのことや、運営のことや、ビジョンのこや、バスケットボールとは直接関係のない話など、様々な話に飛んでいきます。
一見まとまりのないような話の時間だけれど、筋がブレずに話が進んでいくのがわかります。
今回は、各アカデミーに未来についても考える機会になりました。
皆さん、昼間はお仕事をして、夜に子どもたちにバスケットボールを教えています。
日々の忙しい時間の間を縫って、バスケットボールの勉強をしたり、心の勉強をしたり、脳の勉強をしたり、環境創りのためにとても頑張っています。
なかなか、自分の未来に注視したり、仲間のパーソナルとしての、未来の話を聞いたりすることは後回しになりがちです。
しかし、今回は、パーソナルな話題に触れることができ、各々刺激になったと思います。
2013年にトルネードアカデミーとして、仲間たちが集まりスタートしました。
(それぞれの団体は、2013年以前から活動行っています)
スタートからもうすぐ10年。
ちょうど、それぞれのアカデミーが成熟し、個々でも団体としても、未来について考える時期が来たんだと感じました。
コツコツ未来に繋いでいくことも。次のステップに向けての終わり方も。それぞれが自由に考え、コミュニケーションが取れることが、10年たった今も新鮮さを感じました。
何かにすがる。何かに固執する。そんなことではなく、個々が自立している姿にホッとしています。
これからも、「自由」に楽しんでいける環境を大切にしていきたいと思います。