こんにちは。
熊本レッドベアーズコーチの4回目の対談を行いました。
現在行われている「ドリブロッククラウドファンディング」の「ドリブロック制作までの経緯」ということで、約20年前に誕生した熊本レッドベアーズのコーチの対談を行っています。
ドリブロッククラウドファンディング(CAMPFIRE)
NBA選手のような思考を持つアスリートを育てる「ドリブロック」を広げたい!
熊本レッドベアーズ創世記 3コーチ対談
第4回は、時を同じくして、「クラウドファンディング」に挑戦している、今村怜(レイチェル)さんについて話しました。
西田コーチ・・・熊本レッドベアーズ創設者・ドリブロック制作プロジェクトリーダー
梅田コーチ・・・熊本レッドベアーズ代表
僕・・・2005年から熊本レッドベアーズへ
今村怜さんは、オランダのプロリーグに挑戦すべく、クラウドファンディングを始めました。
海外のプロバスケチームとの契約を目指す!未来の子ども達の挑戦の架け橋に。
目標金額 100万円
支援締切 2022年3月31日
以下対談から抜粋です。
自己肯定感、自尊心ってどうやって育む?
西田
- 今回は、クラウドファンディング挑戦中のレイチェル(今村怜さん)について話していこうと思います。
- 当時(中学生時代)どんな印象だった?
梅田
- とにかくいつも眠そうだった
- 中学までは一緒にバスケをしていたイメージだけど、高校以降は自分で自分の道を切り開いている印象
東
- 常に自分で何かを考えているという印象で、内へ内へ秘めていっている感じ。
- アウトプットするのが苦手そうな印象だった。
- 今回クラウドファンディングで、アウトプットがめっちゃ上手だと思った。
- アメリカに行ってから全然変わった。
西田
- 怜がオランダに行って何を期待する?
梅田
- アウトプットが苦手というよりも、自分に自信を持てなかったのかな。
- 今、いろんな繋がりを持って、全国でも有名だった方から認められている。
- オランダに行くということで、自尊心をつけたレイチェルが今後どんな活躍をしてくれるか楽しみです。
西田
- 当時、自分と戦っている様子が見えた。
- ふつふつとエネルギーが燃え続けているような、、、
- 出会いによってそのエネルギーが更に加速していきそうな感じがする。
東
- 彼女なりに落ち込んだり、ふさぎ込んだりしたこともあるだろうけど、レッドベーアーズではそんな様子は見せず、自分の目標を設定して、そこに向かっていっている。中1のころからずっと変わらない。
まとめ
コーチたちが口を揃えて、「眠そうな子」という印象でした。笑
「眠いの?」と聞くと、目を擦りながら「うん、眠い~」と言っていたのが印象的です。
「自己肯定感」や「自尊心」が育み難い印象のある日本で、いかに小、中学生の育成期に接していくか?
毎夜毎夜コーチ陣で話合っていました。
「人に認められないのに、自分で自分を認めづらい」
「とにかく褒め続けよう!」
「認め続けよう!」
と、「褒めること」「認めること」で「自己肯定感」や「自尊心」が育まれるのでは無いか?と仮定を立て取り組み続けました。
もちろん、当初より、「脳科学」「教育論」など多くの専門家が「褒めること」や「認めること」の重要性を謳っていましたが、当時は周りを見渡しても殆ど見ることは有りませんでした。
レッドベアーズ内でも、レッドベアーズ外でも、誰とも比べることはしないということが大切だということも、この約20年を振り返り大切なことだと確信しています。
怜からの子供の頃の相談や20代になってからの提案も、一切否定はせずにJust Do Itを貫きました。
(正直大変なこともありました。笑)
一歩一歩、仮定を立てたものを、長期間実践したことで、「自己肯定感」「自尊心」を持った素敵な人が育ったと感じています。
これから、青い髪になった怜は、どのようになっていくか楽しみです。