バスケスクール

【部活動】との関わり方(トルネードアカデミー代表者会議2022年6月)

6月末にトルネードアカデミー代表者会議を行いました。

今回も全国の代表者たちがオンラインで集まり和気あいあいとお話しました。

2022年度トルネードアカデミーテーマ『FREEDOM』

毎回MTGの初めに1ヶ月でテーマについて向き合ったことを話させてもらいます。

今回は2022年度のテーマ『FREEDOM』について以下の様なことを話しました。

  • ものの捉え方は、角度によっていくらでも違って見える。
  • 「制限があるのに自由?」という言葉から、「どの角度で見ても良いんだよ」という言葉で「自由」に向き合う心が軽くなった。
  • 人の見え方も様々な角度。人の受けとり方も様々な角度。「制限がある自由」という言葉の矛盾から開放され、一つ自由が広くなった。  

これから「部活動」は変化していく

今回も各地の代表コーチたちとの雑談の一部を紹介します。

がっちゃん
がっちゃん
「トルネードアカデミーでやってることを部活に活かす」とはどういうこと?
コーチA
コーチA
「ビギナー・ミドル・アドバンス」→「普及・育成・強化」それをうまく部活に取り込めれたらなと思います。
すると、上を目指したい子は目指せるし、いろんなスポーツをやりたい子はやれるし。
チームクラスで、試合に出たい子は、週末に参加して。
そんな風にできるんじゃないかなと考えています。
がっちゃん
がっちゃん
部活ってなくなっていくのかな?中学校は無くなっていきそうだよね。
コーチA
コーチA
目的が変わってくるとは思います。昔の部活動は教育の場だったと思うんですよね。
精神を鍛える。そういうイメージが僕にはあって、スポーツを通して礼儀なんかを学んでいく。
これからは、生涯スポーツに向かっていくと思っています。
「楽しむ」「上手くなる」「見る」。歳をとってもスポーツと繋がっていくようになっていくと思います。
がっちゃん
がっちゃん
部活には、「自由の制限」が大きすぎるよね。教育って、自由に、多様性を受け入れた方が良いと思うけんね。。。
コーチA
コーチA
これからは、「健康増進」ということでも、「生涯スポーツ」がポイントだと思います。
運動することの重要性もこれから上がってくると思うんですよね。
そこで、自分にあったものを部活動を通して見つけていくという風に進んでいくんじゃないかなと思ってます。

全体を盛り上げるために!「大谷ルール」

コーチA
コーチA
去年、メジャーリーグの大谷選手が活躍したことで、敵チームの監督が提案したことらしいんだけど。
アメリカのリーグ自体が人気が落ちてきているということで、リーグ自体を盛り上げるために、チームの利益だけではなくて、リーグ全体の利益を優先して、1年でそういうルールを作るというのが、すごい早いなぁと思いました。
がっちゃん
がっちゃん
「大谷ルール」ってどんなルールなの?
コーチA
コーチA
投手で出る場合って、指名打者制度が無いんですよ。それを大谷が投げた後は、指名打者としてその打順に入って、プラス、他の投手が投げれる。。。

大谷ルールとは?

NHK 解説委員室
がっちゃん
がっちゃん
ってことは、いっぱい活躍する場があるってこと?
コーチA
コーチA
そうですね、大谷自体は。
がっちゃん
がっちゃん
「全体を盛り上げる」っていう価値観が素敵ね。

アカデミー(スクール)、クラブチーム、部活動の関わり方

がっちゃん
がっちゃん
「部活動の外部委託のことが議論されていますが、もし依頼があったらどのように考えますか?」という質問があるけど、皆さんはどう考えますか?
コーチB
コーチB
そもそも外部委託を受けてやっています。
ヘッドコーチの依頼だとやらないかなぁ。
常駐のヘッドコーチをやる時間が無い。
僕の理念に合っているかどうか、合っていなければもちろん断るし、活動してズレてきたら、お話しをして続けるかどうかは検討するかな。
コーチC
コーチC
あまり考えたことはない。
部活とアカデミーとの差が大きいという感覚があるので、今の自分の立場だと受けれないかな。
アカデミーは、仕事しながらでもできる。
でも、部活ってなると、毎日やらないといけないのかなぁという感覚があって、そうなるとなかなか難しいかなって。
コーチD
コーチD
サポートしてくれる人がいたらって感じですかね。
もうすでに小学校(からの委託)でやってるんで、形としては一緒かな。
子どもたちが、「練習したい人」と「自由にシュートしたい人」と分けてやったり、ゲーム中心でやっても、バスケットを楽しくできるようにする。
で、ステップアップしたい人は、夜のアカデミーへとか、試合したい人はチーム練習に来てもらうとか、そういう棲み分けでやると思います。
がっちゃん
がっちゃん
高校からの依頼だったら?
コーチD
コーチD
高校は別かな。高校は自分で選んで行くから、目的に合ったことをするよね。
勝ち負けを意識する高校だったら、そういう方向で、やっていくね。
コーチE
コーチE
一人ならやらないです。
毎日いてくれる人がいたらやります。
前の先生が、、、とか、しがらみとかが嫌いなのでトップがいてアシスタントならやります。
コーチF
コーチF
相談ができる状態や、アドバイスが貰える形じゃないと受けれないですね。
アカデミーでやっている雰囲気でできるようなところではないとと思います。
コーチG
コーチG
アカデミーで個を大切にしています。
個を探していくということでは、チームとして協力していきたいと思っています。
チームや学校として、結果を求められる時は、個を引き出す部分には協力していって、チームとして参加していきたいと思います。
コーチH
コーチH
みんなと相談だね。みんながやろうってなればやるし、後は、時間だよね。
やるとなると、労力がかかるだろうなというのがあるので、、、
アカデミーをやっているとアカデミーに負荷がかかると思うので、そこがクリアできたらと思います。
コーチI
コーチI
以前は中学、今は高校に外部委託で入っているんですけど、部活動で考えると顧問の先生がいて成り立っていて、教育の一環という感じで、先生と密に連絡を取らないとやっていけないなぁって。
部活動を完全にクラブチームにするのであれば、まだ良いけれど、学校内の1つの活動での外部委託とされると、すごくきついなと思います。
学校内での活動の1つだと、学校特有の教育的側面が出てくるので、普段の学校生活ととリンクさせたような指導をしないといけないので、単純にバスケットだけの指導だけには限界があるし、部活にとりあえず所属するという子もいたりして、温度差があるので、難しいなと思います。
学校活動の中でやってくださいと言われたら、断るかもしれないですね。
コーチA
コーチA
部活のヘッドコーチは、今はしないですね。
時間が無いっていうのと、理念だったり、求めているものが違ったり、、、

この夏アメリカに行ってきます!目的は「選択肢」を親子の皆さんに見せたい!

がっちゃん
がっちゃん
8月の渡米の準備どんな感じ?
コーチB
コーチB
あんまり進んでないね
がっちゃん
がっちゃん
渡米して何がしたいとかあるの?
コーチB
コーチB
そもそも目的が、自分のお家のお金だけではなく、お金を集めて、アメリカだけではなく、県外とかに行けるというモデルケースを子どもたち、親御さんに伝えたいと思って行く。
あと、海外にも選択肢があるよというのを(子どもたちに)伝えるために行く。
ポートランドでサマーリーグとかやってたら見に行く。

まとめ

今、子どもたちの部活動問題。

先生たちの部活動問題。

多様性、創造性を求められる教育。

大きな大きな壁が目の前に来ていると思います。

そんな中、トルネードアカデミーのコーチたちの部活動に対する考えが聞けてとても良かったと思います。

子どもたち、家庭、学校、地域社会。

子どもたちを中心に、少しずつ輪が広がっていく事を忘れずに、今できることを進めていこうと思います。

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