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【第4弾】熊本レッドベアーズ先輩インタビュー「留学は辛いことばかりだけど、そのお陰で成長もできた」【カナダ留学】

西倫太朗くん(カナダのランガラ大学留学中)

2022年3月18日カナダランガラ大学に留学中の西倫太朗くんにインタビューをしました。中学生の時に熊本レッドベアーズを訪れ、最初から人懐っこい性格でした。中学3年生の時にシアトルのバスケットボールキャンプに参加し、現地の学校で体験授業を受けた時も積極的に英語で話す姿勢に感動しました。高校2年生の時に熊本の高校から、カナダの高校へ編入し、その後現在の大学に進学しています。帰国時には、レッドベアーズにも顔を出してくれて、「がっちゃん!バスケのトライアウト駄目だったけん、今アメフトしよる!」など、元気いっぱいの印象です。それでは、インタビューの要約をお届けします。

インタビュー要約

インタビューの目的

倫太朗
このインタビューの目的は何なの?

がっちゃん
大人になっているレッドベアーズに来ていた子たちが、社会人や大学生になって、何をしているのか、倫太朗に触れたコーチや倫太朗の同級生に知ってもらいたい。

そして、「大人ってなんだろう?」って思っている、今のレッドベアーズの子どもたちに知ってもらいたいと思ってるんよ。

留学の目的

がっちゃん
今現在どこの大学でどんな勉強をしていますか?

倫太朗
カナダのブリティッシュコロンビア州のコミュニティ・カレッジで「アソシエイト・アーツ」というビジネスの勉強していて、9月からは違う4年生大学に進学しようと思ってる。数字よりも「人の気持ち」について勉強していきたいと思っている。

がっちゃん
今の大学、そして次の大学、その先は?

倫太朗 
将来北米の会社で働きたいと思っている。人間の特徴を理解した上で、マネージメントしたり、マーケティングしたりしたいと思ってる。守りに入らず海外で就労して、多様性のある環境で色んな経験し成長したい。

カナダについて

がっちゃん
倫太朗にとってカナダってどんな良い所がある?

倫太朗
みんな柔軟な考えがある。多文化であり、様々な考えの許容範囲が広いから、自分の視野を広げるにはカナダが良い。

がっちゃん
カナダって、イギリスと関係が深かったり、フランス語を喋る人たちがいたり、先住民の人たちがいたり、多文化なイメージはあるよね。

倫太朗
国としては数年前に150周年を迎えたばかり。ケベック州や東の方はフランス語が公用語のところもある。英語もフランス語もどっちも話せる。

カナダのコロナの状況

がっちゃん
カナダのコロナの状況はどんな感じ?

倫太朗
4、5日前に「室内ではマスクを付けないといけない」というルールが無くなった。住んでる地域は沈静化してきた。

がっちゃん
日本とカナダでコロナに対する対応の違いは?

倫太朗
日本はマスクを付けなければならないというルールは無いけど、「つけるよね?」という同調圧力が大きいと思う。カナダはルールがはっきりしている。「マスクを付けなくていいですよ」となったら、けっこうつけない人が多くなる。

カナダ留学で良かった事、辛かった事

がっちゃん
熊本の高校からカナダの高校へ編入しようと思ったきっかけは?

倫太朗
「俺は留学をするんだ!!!」という大きな決心があったわけではない。小さい頃から英語の環境が近くにあって、行こうかなって感じ。

がっちゃん 
カナダの住まいはどんな感じ?

倫太朗
今は一人暮らし。「スチューデントプレジデンス」といういろんな大学の人たちが来ているところ。カナダに来て7回住まいを変えてる。 

がっちゃん
カナダに来て一番良かった思い出は?

倫太朗
カナダのバンクーバーは多文化で、いろんなレストランがあって、そこにいろんな文化の友達を連れて行く。インド料理に行くときは、インド人の友達を連れて行くと美味しいものが食べれるだろうって。一箇所でいろんな文化に触れられるのが良い

がっちゃん
逆に苦労したなという思い出は?

倫太朗
めちゃくちゃある!留学って辛いことばっか。一番辛かったのは、2020年の秋にロックダウンしてて、雨季でずっと家にいる。その時自分の進路が定まらなくて、将来が見えなくて終わった、、、と思っていた。成績も悪くなってしまった。でも、辛いことが多かったけど、それがあるから成長できた。留学って、どうすれば正しい道なのか一人で全部調べてやるしかない。

がっちゃん
日本に帰ろう!って思わなかったの?

倫太朗
落ちているときは日本に100%帰ろうと思っていたけど、その時のバイトとかボランティアとか友達とか関わった人のお陰で、この大学に残ろうと思えた。

レッドベアーズの思い出

がっちゃん 
レッドベアーズのときの思い出

倫太朗
全体的に思うのはめちゃめちゃためになったなっていう。まずはスキル。例えばシュートフォームの矯正。それで中学生の頃のパフォーマンスがめちゃくちゃ上がったと思う。1対1のやり方とか。のちのち成長したものが部活の試合で活かすことができて、これすっげぇて思った。パフォーマンス以外でも、トルネードJr.でシアトルに行ったりとか経験できたから、すごい、、、グッド!

がっちゃん
トルネードJr.の思い出は?

倫太朗
西田コーチとめちゃめちゃ喋ったり。でかい滝をみたり。学校に行って体験授業受けたり。ゲームはしなくても、もっと為になることがすごく大きかった。

がっちゃん
最後にレッドベアーズの後輩たちに伝えること。

倫太朗 
とにかく自分がすごく好きなことを押し殺さずに、好きなものを突き詰めたら良いと思う。

まとめ

今回のインタビューを通して、印象に残ったことは、「目的を明確にしている」というところでした。

インタビュー冒頭から、

「このインタビューの目的は?」

と確認してきたことから始まり、僕からの質問に明確に答えようと、質問の意図を想像しながら話しているように感じました。

とても大変な留学生活で、多くの問題が起き、「目的」を整理しないと解決に進めないのか、多文化の中で、あいまいな思考でいると、うまくいかないのか、今度聞いてみたいと思います。

いつも元気な彼の口から、「留学は辛いことばかりだよ」と聞いた時に、ウルッときました。

高校生の時に単身カナダに来て、とてもとても大変なことを乗り越えてきたんだろうなぁと、想像すると感動しちゃいました。

彼のグローバルな旅は、まだまだ続きそうです。

学生生活が終わる頃、どんな大人になっているのか、楽しみでしかたありません。

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