※2021年9月4日インタビュー
現在社会人2年目の今年23歳(インタビュー当時)になる山内実祐さんにインタビューをしました。小学5年生くらいから熊本レッドベアーズに来ていて、最初は小さくて大人しい子という印象でした。しかし、すぐに環境に馴染み、一番大きな声で笑い、コート内でも大きな声でコミュニケーションを取っていたのを覚えています。ショートコーナーでボールを持ったら必ずシュートを打ち、超高確率だったのがとても印象深いです。そんな実祐さんのインタビューをお届けします。
インタビュー ハイライト
自分が楽しんでいると、周りも明るくなる
Q「コロナになって保育園(進学先)とか大変じゃない?」
A「対策などめっちゃ大変ですよ。」
Q「子ども達とか休んでるの?」
A「休む人は休むけど、仕事ある日とは預けらす。この間は3分の1とか休まれた。でも大体ほぼ来てる感じ。(共働きだと仕事を)休めんけんですね。周りの他の園では感染者が出ているので怖いですね。」
Q「実祐自体ワクチンは打ってるの?」
A「打ちました。2回目で39度まで熱でました。あはは~。1回目は全然大丈夫!腕が痛いくらい。周りの若い子たちも、けっこう出ていましたよ。頭も痛かった」
Q「保育園で働いて、大変だなぁって思うことは?」
A「今は慣れてきたけど、最初は、0歳児~5歳児までで、小さい子を担当していて、何を言っているのかもわからないから、最初は辛かった。子ども達も最初は私のことを「だれ?」って感じでいたので」
Q「レッドベアーズの思い出を教えて」
A「周りが強すぎて、1対1とかしたくなかった!笑 めっちゃ嫌だったわけではなくて、練習は楽しかった。」
Q「実祐ショートコーナーからのシュートめっちゃ打ってたイメージがある」
A「そこばっかり練習してたもん。笑」
A「JBAオールスターの3on3大会に出てて、ほのちゃんと愛媛の美優ちゃんとチームになって、優勝したのが覚えてる」
Q「高校3年生の終わりからレッドベアーズのコーチになったけど、なぜコーチをしようと思った?」
A「ずっとバスケに携わりたかったし、教える立場から見てみたいなぁと思ったのがきっかけかな。」
Q「コーチをしてて困ったことは無かった?」
A「めっちゃ困ったことは無いかな。メニューを組んだりするのは難しかった。」
Q「コーチをしてて幸せだったことは何だった?
A「「みゆコーチ~!」って言ってくれたのは嬉しかった。子ども達に認められた?信頼されたと思った。ずっと子ども達と一緒にバスケを続けられたのは良かった。」
Q「今、社会人になって、レッドベアーズに来ていた事が役に立ったなぁって思うことは?」
A「コーチをしてたけん、(保育園でも)前に立って堂々とできたし、伝えたいことを伝えられるようになったと思う。選手の時は、友達の幅も広がるし、コミュニケーション能力は上がったかなと思う。あと、もともと保育士になるのが夢で、コーチでビギナークラスの小さい子に関われたのは良かった。」
Q「実祐のこれからの目標は?」
A「私の憧れの(保育士の)先生みたいになりたいなぁと思っています。その憧れの先生に出会ったから保育士になりたいと思った。」
Q「レッドベアーズの後輩達にメッセージを!」
A「全力で楽しむことと、したいことをしたらいいと思います。言われてやるんじゃなくて、自分がしたいと思うことをすれば良いと思うし、楽しいことをすれば良いと思う。」
Q「なぜそういうふうに思うの?」
A「楽しいからこそ、いろんな事がやれると思うし、苦痛と思ってても嫌なことばかり考えるけん、マイナスになる感じがするから、プラスに捉えていった方が良いと思うし、楽しくすることで周りも明るくなる、自分が楽しんでいると」
まとめ
- 全力で楽しむこと!
- 自分がしたいことをすればいい!
- 自分が楽しんでいると、周りも明るくなる
最後に力強く話してくれた、実祐先輩の言葉が印象的です。
小さい頃、小さかった実祐先輩は、バスケットボールにおいて、悩みも多かったように思います。
そんな中、楽しいことを見つけて、自分がしたいことをしていくことが良いと見つけていけたんだと思います。
大人になってからも、その気持ちが変わること無く進んでいっている姿を見て、とても逞しいなと思います。
これからの、人生がとても楽しみです。