こんにちは。
今日は、スポーツ離れと言われているこの2年間、そんな中、毎日のようにバスケットボールをしている中学生の「タロウくん(仮名)」のお話を記したいと思います。
スポーツに加熱しすぎる子どもたちの問題。
スポーツ離れの子どもたちの問題。
両極端な話であり、賛否両論あると思いますが、今回は純粋に僕が子どもの成長に感動した話を記します。
めちゃめちゃバスケづけの子
約4年前に熊本レッドベアーズに訪れて、毎日バスケをしている子がいます。
熊本レッドベアーズに週3、4回通い、部活、その他クラブチームにも複数掛け持ちしています。
腰が痛かったり、足が痛かったりオーバーワークの状態です。
とてもとても心配しています。
- なぜそこまで頑張れるのか?
- やらされているのか?
度々、コミュニケーションを取るようにしています。
「部活きつくない?」
「足痛くない?」
「変わったこと無い」
「今日は椅子に座った状態でできる練習だけしなっせ」
毎回、本人は、「まー大丈夫です。」と答えます。
足が痛いときは、練習には参加ぜず、自らストレッチをしたり、ドリブルしたり、シュートしたり、最近では、レッドベアーズでは負荷のかからない練習を良くやっている印象です。
プロバスケ選手になりたい目的
最近、怪我が多く、疲れも溜まっているようだったので、じっくり話をしてみようと思いました。
まとめ
お話をしてみて、とても驚きました。
正直、最初は大人に言わされてるんじゃないか?
自分をごまかしているのではないか?
そんなことも思っていました。
それほど、しっかりした返答だったので。。。
しかし、目をしっかり見ながら、コミュニケーションを取ると、にごりのない目で話しているので、自分の中から出てくる言葉だなと思いました。
これから先、彼の目的に寄り添うためには、深く彼の事を受け止めなければ、前に進めないと思い、一歩深く彼の思考に触れてみました。
小学5年生の時から、レッドベアーズに訪れ、バスケットボールが大好きで、毎日バスケを楽しんでいます。
当時から、バスケットが大好きでたまらない少年という感じで、お父さん、お母さんも静かに見守っています。
おっとりしていて、穏やかだけれども、静かに闘志を燃やす、負けず嫌いな印象があります。
難しい練習があると、ちょっとした時間にその練習を一人でモクモク行っていました。
あまり自分の事は喋らない感じだったので今回、たくさん本人のことについて聞いてみました。
中学生に対しては、少し意地悪な質問だったかもしれないですが、本人は即座に答えくれました。
バスケが楽しいということに加えて、日々、バスケを楽しんだ先の事を考えている印象です。
バスケが好きすぎることや自分の将来に一直線なことで、心と身体も疲弊しているのも感じています。
夢中になりすぎて、疲弊に気づいていなかったりとコントロールができなかったり、、、大人たちが見守っていくことも大切だと思いました。
疲れているときは、楽しくおしゃべりする時間を取っていこうと思います。
彼の頭と心の整理をするお手伝いをすることが、寄り添うことだと感じています。