30年後の子どもたちへ

『リエゾン-こどものこころ診療所-』

こんにちは~。

自由な日記スタート!

最近、『リエゾン-こどものこころ診療所-』というテレビドラマを見ています。

見逃してもTVerで見れるので、ありがたいです。

是非、「親」「指導者」「人との違いで心を痛めている人」に見てもらいたいです。

お母さん、お父さん

  • なんで集中できないんだろう?
  • なんで学校に行きたがらないんだろう?
  • なんで急に怒って暴れるんだろう?

我が子のことで、悩んでいるお母さんの話を良く聞きます。
僕自身も学校に行きたくなかったし、思い通りにいかないと暴れていました。
母を何度も泣かせていたことを覚えています。

いろんな人たちが、この世の中にはいて、どうしても「少数派」は生きづらくなってしまいます。
我が子が悩んでいても、悩みの原因となるものが分かりづらかったりもするでしょう。
今は、たくさんの情報があるので、自分ひとりで考えるのではなく、同じように我が子のことで悩んでいる方や、自分の事で悩んでいる方の話を聞いてみて欲しいと思います。

人と話すことには勇気がいると思いますが、様々な情報を見て、専門家の門を叩いて見ることも大切だと思います。

指導者

  • 右へ習いにしてしまいがちな先生
  • 多様性を受け入れれず悩んでいる先生
  • 感情的になってしまう先生

全ては、「知らない・分からない」ことから、ズレが生じて、子どもたちを傷つけてしまったり、自分が傷ついてしまったりしているようです。

多数の子どもたちを指導するにあたり、多数に合わせることで、統率が取れ指導がうまく行きやすいと感じるでしょう。
協調性を教えるにあたり、厳しく指導することもあるでしょう。

しかし、子どもの成長に係わるということは、多数に合わせ統率を取ることが、本質ではありません。
目的に沿って、個々を認め、個々の長所を伸ばすことが指導で、短所を封じ込めることが指導ではありません。

少数を多数に合わせることが協調性ではなく、少数を受け入れ目的に向かうことが本当の協調性だと思います。

指導者の一部が、指導がうまく行かず悩むことも、良かれと思っていたことが、知らず知らずのうちに、指導の本質からズレてしまっていることから、矛盾を感じていることでしょう。

表には出て来ず、分かりづらい、子どもたちの凸凹な部分を、平らにするのではなく、凸も凹も受け入れていく事が、子どもたちにとっても、自分自身にとっても、健全な指導になります。

人との違いで心を痛めている人

僕は、物心がついた時から、外でご飯が食べれません。
理由はわからず、レストランに行くと吐き気がします。
今は、調子が良い時はレストランでご飯を食べれますが、お腹いっぱい食べて楽しむことはできません。
幼稚園から中学生までの給食や3食が外食の修学旅行は、地獄でした。

「なぜ、僕だけ給食が食べれないんだろう、、、」

周りとの違いに12年間毎日考えていました。

今は、僕が外で食事ができないことを知っている仲間たちと、仕事をしています。
初渡米の時も、

「食べれなかったら言って!絶対何とかするけん!」

仲間のその言葉に背中を押されて、渡米しました。

人に理解し難いことを、理解してもらうために話すことは、とても勇気とエネルギーが必要です。
そして、理解してもらえる人たちと出会うことも難しいかもしれません。

しかし、同じく表に出ない悩みを抱えている人や、理解を示してくれる人、社会の中で受け止めてくれる場所というのは、必ずいます。

このような活動を続けていくと、日に日に、理解を示す人たち、場所は増えていっているのも実感しています。

難しい事もありますが、僕の凸や凹を必要としてくれる人たちと共に、居心地のいい場所を探し続け、増やしていこうと思っています。

まとめ

「発達障害」という言葉を良く耳にするようになりました。
自閉症学習障害注意欠陥多動性障害など、様々な特性に分けられています。
表に出ず、気づかれずに悩んでいることが、少しずつ表に知らてきました。
しかし、知識は広まっても、実際に生活する中で大多数の人たちの「あたりまえ」の中では、心の苦しみは見えなくなってしまいます。

一人ひとりの個性を認めることが、もっと「あたりまえ」になると、多くの人達が、楽に生きていける世の中になるでしょう。

リエゾン-こどものこころ診療所-』を見て、寄り添うことと同時に、苦しんでいる人の療養の方法など、まだまだ知らないことを知ることができています。

親、指導者、育成に関わる人たちの行動が、未来の社会を作っていく土台になることを考えると、そういう方たちにもっと知って欲しいと思いました。

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